水戸/笠間/桜川/つくば MYL メディカルヨガラボラトリー の日記
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がんとヨガと私
2011.04.23
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私がヨガアドバイザーになろうと決心したのは母の癌宣告がきっかけです。
癌の治療には抗がん剤治療、放射線治療、外科的治療、温熱療法、高濃度ビタミン治療、免疫細胞療法、ワクチン療法・・・などがあります。
私の母の場合、スキルス胃がんステージ4でした。胃の部分切除をして抗がん剤治療、温熱療法、免疫細胞療法を試みました。
癌と戦う治療法には病巣の切除を除きほとんどの療法に自己免疫力が関わってきます。
重要なのは自分自身で治す力と知りました。
当時の私は高価な栄養補助食品や代替療法・・色々な角度から自己免疫力を高める方法を調べ、たどり着いたのはルナワークスの岡部先生のHPでした。
そこには ヨガは副作用のない薬です と書かれていました。
日本ではまだまだ認められていないようですが欧米ではYoga as medicine として補完代替医療として大きな役割を担っているようです。
ヨガといえば身体の柔らかい人のためのスポーツと思っていた私には目から鱗の情報でした。
母を癌から救うための光明が見えたと思いましたが、現実には北海道の田舎に暮らす母にメディカルヨガを試す機会も指導者もみつかりませんでした。
そこで、私がやるしかないと決意したしだいです。
母の病気の進行は早く、呼吸法すら教えてあげられない 結果ではありましたが、
母の病気が私に進むべき道を示してくれたと感じています。
病気で苦しむ人を一人でも減らすように、病気の人に治る希望を与えるように・・
母にしてあげられなかったことを他のだれかに・・
私に知識を与えてくれた岡部先生
私の背中を押してくれた綿引先生 両先生に深い感謝と尊敬を送りたいとおもいます。